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特定非営利活動法人みらいびと設立までの道のり

皆さん、こんにちは!

特定非営利活動法人みらいびとの福島見容です。

 

前回からスタートしましたブロク、今日は第2回目です。

私のプロフィールの後半をお話しますね。

 

夫の影響で介護福祉に強い興味と憧れを持った私は、まずは現場を知らねば!と考え、会社経営の傍ら、ヘルパー2級資格を取得します。

資格認定用の実習では飽き足らず、いくつかの施設で“自主的な実習(笑)”を開始。ボランティアの形ではありますが、多くの現場を体験させて頂く機会を得ました。夜勤なども経験しました。これらのことを通して、現場の尊さや、葛藤の中にある日々の気づきのほんの一部ではありますが、垣間見ることができました。

 

あるご利用者の方に食事介助していた時のことです。

ふと「私はいま、未来の自分にご飯を食べさせている」と感じました。

とても不思議な感覚でした。

そして更に、今日初めてお会いするそのご利用者のことを

「私はこれまで、この方が歩いて来た道の後ろを歩かせていただいて生きて来たんだな」と思いました。

 

その瞬間、“お世話される人”と、“お世話する人”という表面的な関係を超えた何か…

言葉にするのが難しいですが、「命のつながり」のようなものを感じたんです。

 

うちの夫も以前から言っていました。

「じぃばぁは未来人なんだよ。僕たちの未来を生きている存在なんだよ」って。

 

これまでお年寄りは自分とは別の存在で、介護福祉の世界も自分には関係がないと思って生きていましたが、それは間違っていたことがはっきりと分かりました。

間違っていたと言うより、知らなかったと言うべきでしょうか。

 

すべての人間が平等に、生まれてから死ぬまでのプロセスを生きている限り、「すべては自分の延長である」ということは、誰にとっても人生の大前提なのだ!と目覚めた瞬間でした。

 

それからは介護現場の方々にインタビューさせていただいたり、本業でお世話になっている社会福祉法人とのネットワークを広げたりと、新たなご縁をたくさん繋いできました。

 

昨年秋には東京都の福祉サービス第三者評価者にも選出され、広く社会福祉の現場への理解を深めています。

 

その後、介護分野の新規事業立ち上げを目指し、社会起業大学でソーシャルビジネスについて学んだ後、今年2月ソーシャルビジネスグランプリて「介護現場から学ぶ、生き方働き方の原点回帰」というテーマでブレゼンさせていただき、見事グランプリを受賞することができました。

 

介護業界の人間ではないのに、

なぜあなたが介護を目指すとか?と質問を受けることも多々ありました。

私なんかがこの業界で新たに何かをやるのは、相応しくないんじゃないか?なんて悩んだこともありました。

 

しかし、今となっては、どっぷり介護業界の人間ではないという“第三者目線”にこそ、この業界をより良くしていくためのリソースがあるんじゃないか?微力だけど自分にいまできることをやろう、と開き直りながら進んでいる自分がいます。

 

長年企業の人材育成に携わってきた者の目から見て、

この業界の「人材(介護従事者)を大切にする文化が育っていないこと」は、最初からなぜだろう?と不思議に思っていました。

 

もちろん素晴らしい経営をされている法人様もあるのですが、そうではないところとの差がとても大きいように感じます。

 

支える人がいなければ成り立たないビジネスなのに、なぜ人を大切にしない法人や施設が多いんだろう。

ご利用者へのサービス目線はあるのに、なぜ従業員を大切にし、定着育成する目線が少ないんだろう。

 

素朴な疑問でした。

 

また夫を通じて知った介護業界で働く人の中には

自分がどれだけ尊い仕事をしているか、客観的に認識できていない人が多いことにも気づきました。

 

支える人こそ財産のこの業界において、

あらゆることが客観的に見てどれもこれも本当にもったいないっ!

 

これまでキャリアを積んできた人材育成の分野の経験や知恵を活かし、

思いを同じくする介護業界とビジネス界の有志と共に、NPO法人みらいびとを設立しました。

「未来の自分を支える事業である」ということに当事者意識を持っています。

 

次回からは、みらいびとの理念と、介護業界の人材育成の今後について、詳しくご紹介していきますね。

 

 


この記事を書いた人

特定非営利活動法人みらいびと 代表理事
福島 見容

福祉事業の健全な運営と発展は、支える“人財”あってこそ。
現場で働く人々を尊重し、「エンパワーメント」することではじめて実現します。
NPO法人みらいびとは「人が辞めない組織・人を活かす組織」創りをお手伝いします。

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