介護報酬について②(永井俊輔)
今回は、「介護報酬の改定」について説明させて頂きます。
<平成24年度の介護報酬改定>
介護報酬は3年ごとに見直しが行われます。
これを介護報酬改定と言います。
最近では、平成24年度から新しい介護報酬に基づく制度が適用されています。
平成24年度の介護報酬改定については、介護職員の処遇改善の確保や地域包括ケアの推進といった事情を考慮して、1.2%プラス(在宅プラス1.0%、施設プラス0.2%)とされました。
平成24年度介護報酬改定の方針は、
・施設から在宅介護への移行
・自立支援型サービスの強化
・介護予防・重度化予防の効率化・重点化
・介護職員の処遇改善についての必要な対応
といった点にあります。
<平成26年度の介護報酬改定>
平成26年4月に消費税が8%に引き上げられたことに伴い、臨時措置として、
・介護報酬の改定
・支給限度額の見直し
が行われました。
介護報酬の改定により介護報酬が上がると、結果的に利用者の自己負担が増加するため、経済的に厳しい状態の利用者が利用を中止することも考えられます。
そのため、改定された介護報酬の内容には十分に注意する必要があります。
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この記事を書いた人
「医療・福祉業界を支援する行政書士」 医療・福祉業界のお仕事に関しては特別な想いを持っております。 行政書士として支援させて頂くことはもちろん、将来は株式会社を設立し、医療や福祉に貢献できる事業を展開していきたいと思っております。
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