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「介護起業のコツ」第5回

 経験がなくても起業できますか?
「サラリーマンしかしたことがなく、経営経験などまったくない私ですが、ほんとうに起業できるのでしょうか?」
「限られた自分の職務範囲の仕事なら多少自信はあるけど、資金繰り計画や予算などの数値管理・雇用・指定申請・介護報酬請求などは未知の世界でありとてもできそうにありません。」という方がほとんどでしょう。
結論から申し上げますと、介護業界未経験の方でも、経営に関する経験がない方でも、的確な支援さえあれば成功する可能性は十分あります。

 起業成功者の共通点
私が考える「起業成功のポイント」には、次のような要素が挙げられます。

上記のように、成功のポイントは1つではなく、様々な要素が関係しているものであることは想像にかたくないと思います。成功のかたちというのも様々ですし、成功に必要となる要素も一つではありません。しかし、私が今までお手伝いをしてきたたくさんの起業の中で、成功された方に共通していることが一つあります。それは、何が何でもやり遂げてやるという「経営者のやる気」に満ち溢れているということです。

重要なのは一事を成そうとする「やる気」であり、それさえあれば、不足している起業ノウハウ、経営知識などは、なんらかの方法で補っていけば良いのです。

 介護市場のメリット

絶対に成功する起業などあり得ませんが、どうせ起業するなら拡大市場、小リスクの訪問介護事業だということは、これまでも何度も申し上げております。それは、自由市場と比較した介護市場のメリットもあり、知恵を使えば安定した利益を継続的に得られる業界だと言えるからなのです。

確かに、介護市場は拡大しているものの、事業者数も同時に増加しているのため、簡単に成功することはありません。つまり現在は、以前のような市場の拡大を追い風に、すべての事業者が恩恵をこうむるような時代から、事業者間に格差が生まれる、『淘汰の時代』へと既に入っているのです。

しかし、そういった状況とはいえ、起業に必要なプロセスを理解し、的確に起業スケジュール管理・市場調査・事業計画作成・従業員採用・スタッフ教育・売上管理などを行っていけば成功の可能性は、まだまだいくらでもあります。


 的確な支援でチャンスを活かす
2025年に高齢者のピークをむかえ、その後30年間高齢者人口が減少しない日本国の市場にうまく乗れるかどうかの最後のチャンスといっても過言ではないでしょう。

起業に必要なプロセスについて自ら学ぶとともに、信頼できるコンサルタントを見つけて支援を依頼する、あるいは先人である起業家や経営者とのネットワークを持ち相談できる環境を整えるなどの準備をし、的確な支援を得られれば、起業成功率がアップすることは言うまでもありません。「やる気」さえあれば、支援を活かすこともできるはずです。

 


この記事を書いた人

株式会社 さくらケア 代表取締役 荒井 信雄

現役の訪問介護経営者の見地で起業支援をおこなっているため、抽象的な話や現実性のないガイドは一切おこないません。地に足のついた、明日から役立つ情報提案をさせていただきます。

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